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この度、印別注企画と致しまして、インドの伝統的な刺し子布、カンタキルトを贅沢に使用したワークブルゾンをFAF(Fake As Flowers)様に作製して頂きました。
10着限定生産、ヴィンテージのカンタキルトを使用した全て1点物のアイテムとなっております。
使われなくなったコットン素材の古布を数枚重ねて刺し子(手刺し)で縫い合わせるカンタキルトは、古布が培ってきた風合いや手作業で一針一針作り上げた温かみのある魅力的な生地となります。
古布には伝統衣装なども用いられ、刺し子の凹凸感に加えて色彩鮮やかなのも特徴です。
インドでは"古布には邪悪なものを遠ざける力がある"と言われており、古布を大切に扱う風習から生まれた非常に伝統的な存在となります。
そんなカンタキルトを贅沢にパッチワークして作られた本別注ブルゾンは、存在感がありつつもどこか柔らかな風合いを感じるアイテムとなっております。
伝統と現代のクリエイションを融合して仕上げて頂いた今作、ぜひファッションとして取り入れて頂きたく思います。
また、日本にも古布を再利用し刺し子を施す伝統技法があります。物を大切に扱うという精神から伝統が生まれる、文化は違えど共通するものだなぁと感じる次第です。
日本の場合は麻素材や藍染めの古布が印象強いので、根っこは同じでも文化の違いでまた別の魅力的なものが生まれる、そんな面白さも楽しんで頂ければ幸いです。